先日、田布施の半農半菓(欧舌)を営む大下さんの家で、スタディーツアーのテンダー君、エレキ君、べんちゃん主催で六ヶ所村再処理工場についての勉強会がありました。テンダー君とエレキ君は実際六ヶ所村に住み、原燃との交渉やアースデイ六ヶ所を主催してきた。 はじめに六ヶ所再処理工場の分かりやすいDVDを見せてもらった後、二人が原燃の広報役となり、質問を受け付けた。 原燃役の二人はとてもリアルな演技で、難しい事は『後日解答します』を連発し、ほとんど知りたい事は聞けなかった。 僕がダムの問題で、国交省や今話題の北海道開発局と交渉した際と同じ様だった。 要するに難しい事や明らかに罰の悪い時は、『そう聞いている』とか黙って答えないなど、ちゃんと答えてもらえない。 そこには人の心は無く、国や企業の立場から、スムーズにお金の流れを創る様、それに反対する民意は消したいのだ。 六ヶ所村再処理工場に関しては、あまりに多くの放射性物質が排出され、(年間47000人分の致死量。青森県が認めている)あまりに広い地域と人々の生活に直撃する。 そこに住む人々には『安全』を
アピールしながら、管理職の人達は30キロ以上離れた所に住んでいる。 そもそも原発に頼らない、持続可能な発電方法、波力、風力などや社会全体が省エネする余地のある中、原発より危険な再処理工場を作るのはどうなのか? 本当に人々が幸せに暮らせる事を考えて、危ない物を必要としない方法を真剣に考えて頂きたい。 自然エネルギーの発電所や一次産業の再生などで、『人々が安全にお金を得る』方法があるのではないでしょうか?