昨日朝9時頃バックカントリーツアーでワイススキー場に行くと、昨日遭難したスノーボーダー男性1名の捜索活動をしていた。私もガイドなので、捜索本部に自己紹介し、協力したいと伝えた所、とりあえず待機との事。その直後男性が発見されドクターヘリで札幌へ搬送された。状態は重体らしい。男性はワイスに何度か来ており、バックパックはないがビーコンは装置しており、冬山の危険についてある程度知っていたと思われる。発見された場所はコース西側の沢を行き過ぎた先にある小川で見つかった。どうやら低体温症で錯乱状態になり、暑く感じたらしく、裸で川に倒れていたらしい。 なぜこうなったのか? スノーボーダーでガイドである、私の推測ですが、開けた沢が気持ち良くついつい帰りの尾根を通り過ぎた、もしくは尾根を通り過ぎてしまい、ボードを外して戻るのはたいへんだから、とりあえず行ける所まで行ってしまおう考えたのかもしれない。